日本語教育
日本語教育 期末テスト(ひらがな)
先日の日常会話のテストに続き
⇒ 日本語教育 期末テスト(日常会話)
今期にひらがなを教えている生徒に
ひらがなの書き取りテストをしました。
テストをする目的は
同僚(カウンターパート)としては
ただ単に点数をつけたいだけでしょう。
僕としてはひらがなを書くのを
教えてほしいということで教え始めたので
どれぐらい出来るのかの
確認をみんなにしてほしいという意味でのテスト。
はっきり言ってみんな出来ないでしょうが
そして作ったのが
こんな感じの穴あき問題。
数日前おそらくどんなテストかを
知った生徒達が選択式にしてくれと。
書くことを教えたのに
選択式なんて出来ないと思い
ダメだと答えていた。
そしたら同僚(カウンターパート)からも
同じ依頼がやってきた。
書くより読むのが先に出来ないとと。
ひらがなを教えること自体
僕はあまり気が進まなかった。
はっきり言ってやっても覚えないだろう。
そんなに簡単じゃないし。
それにちょっとの期間で
勉強するなら、
もし日本人に会ったとき
日本に行ったときに使えるかもしれない
日常会話的なほうが役立つと思っていたから。
でも、生徒が
「書き方を勉強したい。」
と言った。
だから、気が進まなかったが教えた。
興味があるなら
これが日本に興味を持ってもらう
手助けになるならと思って。
テストになって選択式
読み方のテストをしてほしいというのは
都合がよすぎる。
日本語を読みたいのなら
それなりの教え方をしただろう。
タイ語には母音の「う」が2種類あるが
どっちでもいいよといっていた。
でも、「す」と「つ」の違いは
タイ人にはわからない。
タイ語でも表現をとてもしにくい。
(本とかでは無理やり表現はしてますが)
後、小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」というのも
タイ語ではない。
そういったことをチラッとは話しているが
読むにはとても重要なことだろう。
まぁ、書くにしても重要ではあるんですが。
という事で最終的にやったテストはこちら。
わかりますか
ほとんどのひらがながうっすらと書いてあるのが
うっすらとしたのもなぞるようにと。
まぁ、なぞるのをしっかり出来れば
40問中30点以上を獲得できます
でも、コピーの関係も多少あるんでしょうが
なぞるのも上手く出来たいなかったり
する生徒もいました。
完全に薄くならなくなった文字とかは
ちゃんと勉強をしていないと
途切れないところで途切れたまま
上からなぞったりしていました。
こういう子は本当に勉強しなかったんでしょうね